自然派まさべえ

隙間時間を大切にしています。自然散策が好きです。

「生態系に危機的影響」

 

<チリにある砂漠で異変>

チリで世界のごみ捨て場と言われている砂漠、アタカマ砂漠は、生態系に危機的影響を及ぼしているという。
生命が存在するとは思えないほど荒涼とした風景が広がるチリのアタカマ砂漠には独自の生態系が存在しているが、しかし今、世界中から集まるごみの山によって、その繊細な生態系が脅かされているのだ。

<捨てられたのは大量の廃タイヤや衣類>

アタカマ砂漠の少なくとも3地域は、衣料品や靴、タイヤ、廃車の墓場と化している。

砂漠の町アルトオスピシオのパトリシオ・フェレイラ町長はAFPの取材に対し「もはや世界のごみ捨て場だ」と嘆いていたそうだ。

環境NGOエンデミック・ルーツの代表、カルメン・セラーノ氏は、アタカマは「資源を搾取し、私腹を肥やす」には都合の良い「草木も生えない不毛の地」と思われていると批判しているという。

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<世界的な意識の低さの犠牲に>

チリは以前から欧州、アジア、米国の古着や売れ残りの衣料が集まる拠点で、それらは南米各地へ転売されるか、砂漠に捨てられている。

昨年は、世界中から4万6000トンを超える古着がチリ北部のイキケ免税区域に流れ込んだ。

化学物質を素材とし、生分解に200年もかかるこうした衣類が土壌や大気、地下水を汚染していると環境活動家は指摘している。

衣類の山に火が付き、有害物質を排出する時だってあるのだ。

フェレイラ町長は、「世界的な意識の低さ、倫理的責任の欠如、環境保護への無関心」のせいだと嘆く。

「私たちの土地は犠牲にされていると感じます」と訴えている。

<火星に近い地形>

広さ約10万平方キロのアタカマ砂漠は、800万年以上前から地球で最も乾燥した場所となっている。

中でも最も乾燥しているのはユンガイ地区で、基本的に水がなく、太陽が激しく照り付け、栄養となるものもほぼないそうだ。

しかし、この厳しい環境でも微生物の存在は確認されている。

科学者たちが考えるに、こうした微生物に地球や他の惑星での進化や生存の秘密が隠されている可能性があるのだそうだ。

米航空宇宙局は、ユンガイ地区を地球上で最も火星に近い地形と見なし、探査機のテストに利用している。

<極めてもろい生態系>

アタカマ砂漠の降雨量はごくわずかだが、広い範囲が霧で覆われるため、地球上で最も生命力の強い地衣類、菌類、藻類などは育つ。

また数年に一度、例年以上の雨が降ると、色鮮やかな「砂漠の花畑」現象が見られるそうだ。

生態学生物多様性を研究する現地NPOの研究員でサボテン専門家のパブロ・ゲレロ氏は、アタカマ砂漠の生態系は「極めてもろい」と話し「降水量や霧のパターンの変化や減少が生物種に直ちに影響」と説明している。

<まとめ>

ゲレロ氏は、汚染、気候変動、人の定住の影響で、すでに「絶滅したと思われるサボテン種もある」と言う。

「残念ながら近年、環境は、非常に大きな規模で着実に悪化しています」と断言している。

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「古民家に住み自給自足生活」

<自給自足生活>

20万円で買った古民家に住む、ある男性の話。

その「自給自足」の現実とは…
お金にも文明にも頼らず生きるということ。

その家は、20万円で築100年以上の古民家。

2019年頭に購入し、屋号は百之助というそうだ。

<最初はまず掃除から始まった>

百之助は、傾斜地に石垣を組んで作り出した平地に建っている。

明治期に建てられたと思われる母屋は、間口6間、奥行2間半で、釘を使わずに組み上げられた日本古来の構造建築である。

母屋はそれぞれ10畳の土間、中の間、東の間と仕切られていて、その母屋の北側に、昭和期に増設されたと思われる6畳の部屋と7畳半の台所がついていた。

母屋は養蚕用の構造になっており、2階でカイコのスペースを確保するため、1階の天井がやや低い。

1階の梁に頭をぶつけないか気になるものの、こぢんまりとした堅牢な造りが、100年以上経っても潰れなかった理由と思われる。

<懐かしい昭和の匂い>

長年放置されてきた1階はゴミ溜めのようになっていて、湿気を吸って波打つ畳、東の間に3台並んだベッド、破れた障子、そして床にゴミとして散らばるカレンダーや新聞、古い電気製品。

そして、食品の賞味期限は25年前の日付だった。 

3台のベッドの布団のカバーには、介護施設の名前がマジックで書いてあった。この家に最後に暮らしたのは、寝たきりになった老齢の方、3人だった様だ。

蕗沢集落の老人が全員ここ百之助に集められていたのだろうか。

畳の下の板は腐り、ともかくどうしようもなく汚い廃屋だったが、どこか懐かしい昭和のニオイが満ちていたという。

<何となくから始まった>

三方が山に囲まれ、渓沿いの小道が屈曲して3キロ下のバス道路に繫がっている。

母屋の西40メートルに渓流が流れ、鳥、風、ときどきはるか上空を飛んでいく飛行機の音しかせず、携帯の電波はもちろん届かない。

最初から明確に、出来るだけお金を使わずに自給自足する生活をイメージしていた訳では無かったらしく、なんとなく田舎の古民家ならば、水や燃料などの公共料金を支払わずに、暮らしが成り立つのではないかと考えていた程度だったという。

だが、百之助で、畳の上に散らばったゴミを寄せ、できあがったスペースに寝転がって、釘をまったく使わない伝統木造建築のすすけた天井を見ているうちに、自分が漠然と考えていたことが、次第に頭の中で輪郭をもっていくのがわかったらしい。

<家を建てるのも生活するのも全て現地調達>

百之助の母屋を造っている材料(木材や茅や土)は、どこかで購入して、持ってきたものでは無く、そもそもこの家は、車が世の中に普及する前に建てられており、建材をよそから運び込むことは出来なかった。

木こりが、周辺の山から丸太を切り出し、皮を剝ぎ、大工が刃物を背負って麓の村から登ってきて、チョウナという斧の一種で、削る作業に使う道具で、大雑把に製材し、曲がったり歪んだりした柱と梁にホゾを切って組み上げたのだ。

梁にも柱にも削った跡が残っている。

土壁や土間の土ももちろん現地調達。

屋根の茅は集落のどこかにあった茅場から刈ってきたもののはずだという。

つまり、全て現地調達するしかなく、建てた後も、身の回りから食料や燃料を調達し、生活するしかなかった様だ。

だからこそ百之助は、そうやって生活できるように設計されていた。

沢から水を引いて、水船という水を受けて溜めておく水槽で受け、家の中の囲炉裏やカマドで火を燃やせるようになっている。

<はっきりと分かった惹かれる思い>

何故、自分が強く古民家に惹きつけられるのかが、このときはっきりとわかったそうだ。

まだ現代文明が一般に浸透していなかった時代に建てられた家は、自給自足で生きることを前提に造られており、そんな古民家こそお金にも文明にも頼らずに生きるための最高の住処になる。

古民家こそ、自分の力で生きるための最強の施設、最強のパートナーなのだと。

<家屋は生き物同様>

家屋とは本来、代謝循環するという意味で生き物と同じだ。屋根の茅は10年ほどで葺替え、障子は毎年貼りなおし、土壁は傷んだところを塗りなおし、土間も日々水をまいて踏み固める。

それら家をなす材料は周辺の山から調達される。

だが、百之助に最後に住んだ老人は、材を山から調達し、修繕するには歳を取り過ぎていた。

崩れた壁には新聞紙が貼られ、その上から、3ミリ厚の合板で壁全体が覆われていた。

壁の修繕に使われた新聞には昭和44年とある。

トップ記事はアメリカ軍のベトナムからの撤退開始時期についてだったそうだ。

<カマドウマが跳ねる床を綺麗にする>

茅葺き屋根にはトタンをかぶせてある。茅の葺き替えが難しくなった現代で、よく行われる屋根の処理法。

もし葺き替えるとしたら500万円くらいかかり、20万円で購入にした家の屋根の葺き替えに500万円出すことは出来ず、屋根は当分トタンのまま、古くなった茅葺き屋根は、内側から少しずつ二階に崩れ落ちているが、屋内で火を焚いて、いぶすことで、いくらか収まるらしい。

玄関の戸はアルミサッシが入っていたが、ガラスが一枚完全に割れて、戸になっていない、板を立てかけて塞いであるが、隙間から鹿が出入りし、土間には糞が落ちている。

1階の2部屋にざっとホウキをかけ、ぞうきんで水拭きするが、波打った畳は拭いても拭いてもぞうきんが真っ黒になったり、台所にはネズミのパーティのあと。そして、掃除中もカマドウマが飛び跳ねていく。

大掃除の末、なんとか、床、屋根、壁、窓、玄関によって、外界とは仕切られた閉鎖空間が完成。

屋内はまだゴミだらけだが、一人が寝転がるスペースはある。

出入りし始めた当初は、庭で焚き火をして炊事していたが、その後、時計型の薪ストーブを土間に設置したそうだ。

<大切な水源>

家の西側を流れる沢を120メートルほど登った所に、かつて村で使っていた共同の水源の跡がある。

水源は伏流水の湧き出しで、この村で一番良いものは水だといえるくらい綺麗だという。

惜しくも現在は湧水の場所が昔より少し下流にずれてしまい、かつて使われていたモルタルの水槽は使用することは出来ない。

最初は、とりあえず沢の水を放置されていた梅酒用の大きな瓶に汲む、水汲み生活から始まったそうだ。

天井に竹を渡し、その竹によしずを載せるようにして、崩れ落ちてくる茅を仮に受けた。ストーブも、水も、天井の処理もなにもかも仮だが、山奥で廃屋寸前だった古民家が、少しずつ息を吹き返していくのがわかった。

<電気製品はほぼ使わない>

テレビ4台、冷蔵庫2台、洗濯機1台、照明器具無数、ラジカセ、その他もろもろが、屋内のあちこちに転がっていた。

木製のものは薪にするつもりだが、電気製品やプラスチックなどの無機物はやっかいである。

動く動かないは調べず、すべて捨てたという。

100ボルトの電気を引く予定はないので、電気製品はほぼ使えない。

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<まとめ>

古民家で自給自足生活するなら、大工道具や農具、古い建具、古い家具、天然繊維の布団は残そう。

100年前と同じ生活道具は、燃えるか土に返るものだ。昔からある古い道具と、ここ20年ほどの電気製品やプラスチックを分けていると、世界中が石油由来のガラクタだらけになっていることを実感する。

個人では処理できないものを廃品回収業者に回収を頼むなら、出来るだけ、テレビや冷蔵庫などの特殊機器は廃棄処理に使い、薪にならない可燃物は、ドラム缶で簡易的な焼却炉にして、少しずつ燃やす。

自給自足で暮らしていた時代に建てられた家、つまり古民家は、自給自足がやり易い様に出来ている。

沢水や井戸水を使い、薪を屋内で燃やして生活できるように設計されているからである。

現代的な家屋では、カマドで煮炊きしたり、薪でお風呂を沸かしたりするのは難しい。

自力で生活しながら快適に生きるには古民家を現代風にリフォームすることなく、昔のまま使うのが良い。

「高級メダカビジネスの闇」

<メダカブーム>
今、空前のメダカブームの様だ。

特に品種改良された鮮やかなメダカが人気なのだそうだ。

高いものでは、一匹100万円の値がつくこともあるという。

そして、飼育しやすいのも人気の理由。

だが、その人気の裏で悪質な販売も後を絶たない。

<泳ぐ宝石>

ブランドメダカは品種改良されたメダカ。

キラキラと光輝く体、頬が赤く染まったように見える顔。

多くは、専門店で売られている。

三色系のメダカは、赤と黒の模様が入った錦鯉を小さくしたようなメダカ。

三色錦は、体長2.5センチながら、オス・メスのペアで8000円するそうだ。

朱赤バタフライは、1匹3000円。

上から見ると反射した光で、輝いて見えるのが特徴で、ヒレが長い黒のメダカ、五式ヒレ長も人気だという。

<飼育がし易い>

お客さんは、見ていて、1匹1匹、色も違って楽しい、そんなに神経質にならなくても、飼いやすいというのが殆ど。

コロナ禍のお家需要も相まって広がる、空前のメダカブーム。

泳ぐ宝石とも言われる見た目の美しさに加え、小型の水槽で飼育しやすいのも人気の理由なのだ。

<次々と新種誕生>

更にメダカは成長が早く、生まれて2、3カ月ほどで卵を産むことが出来る様になるなど、短い期間で品種改良を楽しめるのも大きな理由だ。

毎年、次々と新種が誕生し、その数は600種類以上ともいわれている。

過去には、別の店で一匹100万円の値が付いた貴重なものもいました。

それが、通称「信長」と呼ばれるメダカ。

瞳孔が小さく、鋭い眼光が特徴。2010年に1匹誕生したきりで、その後、同じ特徴を持つメダカは生まれていないという。

 

<悪質販売のケース>

卵を育てたら普通のメダカ。

メダカブームの裏で増えているのが、インターネットでの取引を巡るトラブル。

ある男性は、ネットオークションで「ドラゴンブルー」と呼ばれるメダカの卵を落札したところ、

ドラゴンブルーは、ヒレが上下対称で青い光沢があるのが特徴なのに、育ててみると、まるで違うメダカだったそうだ。

成体ならオスとメスのペアで2000円ほどする人気の品種だという。

被害に遭った男性は、ちゃんと調べてみたら、違うものだったと気付いたそうだ。

他に、インターネットオークションでドラゴンブルーと呼ばれる美しいメダカの卵を25個500円で落札し、成長を楽しみに育てたという男性は、成長してみたら、ヒレの形が違う品種だったという。

本物のドラゴンブルーは、ヒレが上下ともに大きく、同じ形をしている。

しかし、男性が購入した卵から孵化したメダカは、背ビレが小さく、形が全く違っていた。

結局、お目当てのブランドメダカではないことが判明し、騙されたと気付いたのは、購入から4カ月ほど経った後だったのだ。

代金はすでに出品者の元に渡っていて、どうすることも出来なかった様だ。

<悪質被害を完全に防ぐのは困難>

メダカ販売店の話では、卵や孵化したばかりのメダカは、特徴を見分けることが出来ないという。

1カ月から2カ月くらいして、ある程度の大きさにならないと、柄も出てこないし、本当に分からず、小さな段階では、判別は不能

ネットでの取引を巡っては、他にも画像を色鮮やかに加工して新種と偽ったり、高価なブランドメダカの画像を無断で転用して、出品したりする悪質なケースもあるという。

<まとめ>

購入した卵が死んでいて、孵化しなかったなどのトラブルも相次いでいるのだとか。

こうした被害を完全に防ぐのは難しいだろう。

販売をしている人にその旨を伝えて、誠意ある対応をしてもらうという方法以外ない様だ。

リスクを理解したうえで、購入を決めないと嫌な思いをすることになる。

出来れば、自分の信用できるショップで、自分がこれが欲しいと指を差して買うようであってほしい。

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「サンマに付く赤い糸の正体」

<サンマに付着する赤い糸>

サンマに付く赤いの様な物の正体とは?

塩焼きにして食べることが多いサンマの塩焼き。食べているときに、内臓の辺りに赤い糸のような物が見えることがある。

この赤い糸は、何だろうか。

もし食べた場合、どうなるのか…

<加熱調理していれば問題なし>

専門団体によれば、この赤い糸は、ラジノリンクスと呼ばれる寄生虫で、サンマの内臓に付くことがある。

魚はエサを食べている時に、寄生虫などが体に付くことがあり、自然なことだという。

もしラジノリンクスが人間の体内に入った場合でも、他の寄生虫同様、しっかり加熱調理していれば、体内に入っても影響は無く、気にせず食べても大丈夫なのだ。

<事前に内蔵を取るべき?>

サンマを塩焼きにする時、事前に内臓を取り除くべきなのか、それとも、内臓を取り除かずにそのまま焼いて食べても問題ないのか。

内臓は脂がのっていて、サンマの中でも一番おいしい部位だから、出来れば、取り除かずに焼いて食べた方が良い。

内臓には、頭の働きを活発にすると言われるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)という栄養素が多く含まれている。

内臓の苦みが苦手な場合も、そのまま焼いて、食べる時に内臓だけ残しても良い。

<調理する時の注意点やコツ>

塩焼きの場合は問題ないのが、刺し身の場合はアニサキスに注意する必要がある。

アニサキス対策として、厚生労働省はマイナス20度で24時間以上冷凍することを推奨している。

サンマは、アルミホイルの上で焼くのがお薦め。

<まとめ>

調理後、アルミホイルをそのまま皿にのせれば、グリルや皿に汚れが付かず、掃除が楽で気軽に塩焼きを楽しめる。

そして食べ終わった後に残った骨などは、牛乳パックに入れて冷凍すると臭わない。

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「駅前を占拠するムクドリの大群」

<何故か駅前のケヤキに集まる>

東京都昭島市でほ、住民を悩ますほどの空を覆い尽くすほどのムクドリの大群が現れる様だ。

何故か人通りが多い駅前のケヤキの巨木を寝床にしているという。

なぜ、この木に集まるのだろうか。

マンションの屋上に目をやると、鉄塔が占拠され、その数の多さと鳴き声の大きさに、駅から出てきた人も思わず足を止め、空を見上げてしまう。

ムクドリが姿を現してからおよそ20分後、ロータリー中央にある大きなケヤキがあっという間に埋め尽くされ、そしてこの木を寝ぐらにしてしまい、この状況が毎日続いているという。

<鳴き声や糞害>

街の人は、鳴き声がいや、すごく嫌だと証言。

ギャアギャアギャアギャアといつまでも鳴いてる。

夏場は、11時過ぎてもも鳴いているそうだ。

伐採など対策とるも苦慮し、やがては糞害にも及び、

鳴き声とともに問題となっている。

バタバタバタバタと機関銃のようなフンをし、タクシー運転手は、午後4時ぐらいになると、いなくなる。

勿論、車がられら為で、車が汚れると、それを掃除するのに、とても時間が掛かる。

<何故繁華街に来るのか>

昭島市によると、ムクドリが群れでやってくるようになったのは、10年ほど前で、毎年夏の終わりから冬にかけてだという。

対策として、寝ぐらにしている木を伐採するなどしたが、全ての木を切るわけにもいかず、苦慮している。

何故繁華街などに来るのか。

それは、人いるほうが攻撃されにくいからだ。

この様なムクドリ問題は全国各地で起きており、駅前や繁華街に多く見られるのが特徴の様だ。

専門家の話では、繁華街は夜も明るくて、人や車が絶えないから、寝ぐらをとっている時も、最も怖い猛禽類がやってこない。

逆に人が居る場所の方が安全だと、ムクドリが学習した為だという。

<撃退法はあるのか>

厄介なのが、一度、寝ぐらにされると、追い払うことは困難な事。

撃退の成功例としては、鳴き声と剥製。

ムクドリが嫌がる音をテープで流したら居なくなる。ただ、その音が人間に対しても嫌な音だと、まだムクドリの鳴き声のほうがマシという意見もある様だ。る結局、本当に大変でムクドリを追い払う事が出来たらノーベル賞ものだとか。

別の成功例では、寝ぐらの上空を旋回中のムクドリにタイミングを見計らって天敵である猛禽類の鳴き声を聞かせ、声に驚いたムクドリが下を見ると、そこにはタカやフクロウの剥製が置かれているというもの。

ただこれも剥製を置きっぱなしにしたらダメ、そしてテープの声を鳴らしっぱなしだとダメで、すぐに偽物だとばれるそうだ。

結局、近隣の地域が協力し合って、粘り強く郊外まで追い払うことが大事だという。

<まとめ>

なんとかムクドリに郊外に寝ぐらをとるように、習性を変えさせられないものか。

かつて、人とムクドリとが住み分けていた様な共存環境を作り出す事が、シンプルに問題解決に繋がる。

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「まだ釣れるオイカワ」

 

<キラキラと光るオイカワ>

産卵の時期を終え寒くなると魚の活性も落ちて来る。

しかし河川に足を運ぶと、まだまだ様々な魚が泳いでいる姿を見ることが出来た。

ウグイやカワムツといった川魚の群れに混じって、その中にひと際鮮やかな体色を放つ魚がいる。

それは、オイカワ。

イカワは、コイ目コイ科ハス属に分類される淡水魚の一種だ。

体長は成魚でも15cm程度にしか成長しない小魚で、西日本を中心とする河川の中流域や下流域に多く生息。

東アジアの一部にもその生息域は広がっており、ウグイやカワムツなどと一緒に群れている光景をよく見かける。

また凄い事に、工事をして形状や環境の変わってしまった河川にも、すぐに順応して棲み付く習性があるのもオイカワの特徴。
<オイカワの生態>
イカワの食性は草食系に寄っている雑食性で、藻類はもちろん、水生の昆虫なども盛んに捕食する。

毎年4月中旬から8月にかけて産卵期を迎え、河川の流れの緩いエリア、更に水深の浅い砂場に卵を産み付ける。

稚魚の間は同じような環境で群れていますが、成長すると流れの早いエリアを好んで棲み付くようになるそうだ。

理由は定かでは無いが、流れの緩い浅場にいると、鳥などのフィッシュイーターに襲われる可能性があるからではないかと考えられている。

<オイカワを釣り>
イカワはミミズなどの虫や毛バリを使って釣ることができ、簡単な仕掛けで狙えて、餌に対する反応も良いので、初心者でも気軽に楽しめる。

仕掛けに餌を使った釣り方はウキ釣りやミャク釣り、ピストン釣りが人気ですが、生き餌が苦手な方には毛バリを使うテンカラが推奨されている。

<まとめ>

大型サイズのオイカワを狙う場合は、その習性を考慮して流れの早いエリアに仕掛けを投入する。

イカワ狙いに有効なこれらの釣り方は、ウグイやカワムツなど他の川魚も一緒に狙う事が出来るので試す価値はありそうだ。

【オイカワ】動画 https://youtu.be/ca_gqxjiQk0

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「カニ釣り」

モクズガニを釣る>

先日、モクズガニ捕りに行って来た。

前回この河川に来た時に小物釣りを始めたら、早々にモクズガニが姿を現した。

小魚用のタックルで、タモ網も無い状況だった為、釣れそうだったのに岸に寄せられず、そのままハリスごと切れてしまった。

夕方くらいに現地の川に着き、川沿いでモロコやオイカワを釣りながら、カニの現れるのを待つ。

その後、現れたものの中々目の前にエサを寄せれ無い。

次第に日が暮れて暗くなりライトを照らしながら夜釣りに切り替える。

そして、ようやく口元にしっかり針が引っ掛かり、切れない様に、慎重に、手繰り寄せ、タモ網で掬い捕獲することが出来た。

モクズガニの釣り方>

短い竿か竹の棒などに釣り糸を結び、その先に餌を付け、見えてるカニの前に垂らす、見釣りという方法がある。

ラクリの針や以下テンヤの仕掛けを使っても良いし、別に何でも良いく、極端に言えば、針も必要なく餌を結べば良い。

ただ、エサをうまく沈ませるにはオモリが必要。餌は、軟らかいアジとかより魚のアラのかけらとかの方が餌を奪われないので有効。

エサがあまり大きいとカニの方が躊躇して逃げてしまう可能性があるので注意する。

見えているカニの前に垂らすと、すぐに反応し、掴んで来るし、カニが隠れてそうな岩の横とかに垂らすと這い出て来る。

<釣るコツは>

カニが十分に餌を掴む、もしくは加えるのを確認してからそーっとつり上げます。急にやるとすぐ放してしまうので慎重にする。

水面より上にあげると確実に手を放す為、そこから十分に浮いたところで、タモ網で掬い取る。

柄の長いタモ網があると良い。

モクズガニその他の捕獲方法>

カニカゴを使う。

前日の夕方に市販のカニカゴに餌を入れて、水流がある程度あり、カニの通りそうなあたりに放り込んでおいて翌朝引き上げて捕獲する方法。

一晩待つのは大変だが、カニカゴをたくさん仕掛ければ、数は捕れる。

ただ、カニカゴがかさばるのが難点かも。

餌は、先に述べた通りサビキで釣ったアジや魚のアラなどでも良い。

鮎なども好むらしい。

うまく行けばひと晩で10匹くらい入る。

次にタモ網で掬う方法。

これが一番手っ取り早く、夜に懐中電灯で照らしながら川の近くにいるやつを豪快に掬う。

川の中まで入る人も居る。

<食べ方>

シンプルに塩湯でしてそのまま食べるべし。

茹でると立派な赤色になる。

モクズガニはなんと言ってもミソがおいしくて量が多いのが良い。

甲羅をパカッとはずして、そこに本体に残っているミソも全部、削ぎ取り、ポン酢を垂らしたら最高に美味しい。

<まとめ>

見釣りは、明るい時でも川面を眺めていると意外と石の下の方から爪だけ出したモクズガニが見つかり、それの前に糸に餌を付けたものをちらつかせて釣るので、一番ゲーム性があって楽しい。

モクズガニは、中華料理の高級食材である上海ガニとごく近縁の種のカニで、昔から川沿いに住む人々の間では食べられてきたカニだという。

モクズガニは川を下って汽水域で産卵する。

お腹側を見ればオスメスがわかるのは他のカニと一緒で三角の様な模様がオス、丸い模様がメス。

モクズガニ】動画 https://youtu.be/uwUlMXA4KGs

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「ため池で釣り」

<隙間時間に釣り>

夕方少し時間ができたので、以前行った事のある近郊の溜池に釣りに行ってきた。

何かの稚魚がウヨウヨしていたので網で掬ってみたらブルーギルだった。

3匹掬ったあと、賞味期限切れのシジミをエサに使って釣ってみたら思いのほかなかなかの食いっぷり、糸を垂らせば間もなく釣れた。

<そもそも何でも食べる魚>

ブルーギルは、ルアーやフライ、練り餌やソーセージ、パン等でも釣れるが、一番釣れるのは、おそらくミミズだろうか…

子供の頃、近くの人工池でブルーギルが大発生して、大きいのが入れ食いになった。

吐いたツバでさえ、水面に浮上しパクパク食べていたのを思い出す。

その頃はコイ釣りもやっていたので練り餌をよく使い、一番釣れたのがミミズだった。

ギルは入れ食いですが、飲まれるのが多くアワセのタイミングが悪いかなと思ったが、本当は少し大きなハリを使った方が良かったのを思い出す。

特定外来生物

ブルーギル特定外来生物に指定されているので、生きたまま移動する事は出来ない。

つまり、ブラックバス、スモールマウスバス、ブルーギル等は釣るのはいいけど、その場でリリースするか持ち帰るなら殺さないといけない。

以前知り合いが、ブルーギルブラックバスを釣っていると、ため池の管理人さんから、釣ったら干して、死んだら池に戻してくれと。

死んでても甲斐や亀が食べてくれるから大丈夫と、言われましたらしい。

釣った魚をどうするかは人の自由だとは思う。

養殖場の魚や管理釣り場のように魚の所有権が明確な場所以外なら生殺与奪は本人次第かなと。

<まとめ>

久し振りのギル釣りは楽しかった。

短い時間で夢中になってしまった。

ルアー、フライも好きだが、いろいろな釣りをもっと試したい。

そのした方がこれからの釣りがより楽しめるようになると思う。

【動画】ブルーギル https://youtu.be/uIX-9p1h5PI

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「お手軽な延竿のエサ釣り」

<延べ竿は隙間時間に使える>

隙間時間を楽しむ小物釣りという選択肢。

今回は、仕事帰りの日暮れまでの僅かな時間に釣りに。

忙しい合間にどうにかして釣りを楽しみたいという時は、自分はもっぱらこのスタイル。

自然散策と釣りを両方楽しむためには、釣りの時間はもちろん、移動の休憩時間やちょっとした空き時間に隙を見て釣り糸を垂らしたい。

延べ竿なら文字通り「釣り糸を垂らす」これは、昔からよく言われている軽量型。

つまり、かなり気軽な究極のコンパクトフィッシングと言える。

<延べ竿の楽さ>

もちろんルアーロッドも持って行っても良い様な感じだが、エサ釣りでも、いろいろな魚を釣っていると楽しくなって来る。

延べ竿→エサ釣り、というイメージがあるかもしれないが、毛バリを使ったテンカラだったり、小さなルアーを結んでみたり、その使い方は自由でシンプル。

日本古来の釣り道具であり誰でも一度は手に取ったことはあるだろう懐かしい釣りで、私は、いろいろなエサを試すのが好きで、これが又楽しい。

<いろいろな魚を狙える>

オーソドックスにエサ釣りで、水路や潮の引いた河口などでいろいろな魚をねらってみたり、実際問題、例えば、子どもにルアーを投げさせると根掛かりしてルアーを無くすリスクを考えると、エサ釣りの仕掛ならとてもリーズナブルだろう。

しかし、だからといって根掛かりしてもOKではないけれど、釣り自体も簡単ですぐに覚えられ、何と言っても手軽なのが良い。

<近郊の河川で雑魚釣り>

小物釣りは、子供の頃よくやった思い出があり、あの頃は、すっかり延べ竿の釣りが面白くなってしまい、大人になった今でも、前職の時なんかはお昼の時間の合間にも別の川筋で糸を垂らしに行ったものだ。

例えば、ルアーだけを投げていたら小さなハゼや小魚は、ベイトフィッシュがいた、というマジックワード一言で終わってしまうことが多いと思う。

こんな小さな魚や種類の違いにいちいち興奮できるのは、間違いなく延べ竿の力だろう。

<立派なモクズガニ

今回は、序盤に大きなモクズガニが出現した。

上手く寄せる事ができ確かに針も引っかかり釣れたのだが、重くてハリスごと切れてしまった。

今度来た時は必ずゲットしたい。

小物は、小川や水路だけではなく漁港の足下や河口で作られた潮だまりなど、覗き込むとそこら中に生き物が溢れている。

<コンパクトフィッシング>

小さなハリにエサをつけて落とし込めばウキさえ必要ないような手軽な釣り。

小さな魚たちと遊べる唯一の釣りでもあり、竿も伸び縮みして仕掛も嵩張らないコンパクトな延べ竿フィッシングは、ある意味究極のついでフィッシングなのかもしれない。

いつもフナやタナゴを釣ってる人はもちろん、やれば釣れるだろうなぁといくつもの水路を素通りしてきた人にもぜひオススメしたい釣り。

知らない場所で釣り糸を垂れる、つまりこれは間違いなく楽しい。

<まとめ>

延竿のエサ釣りは、子どもから大人まであらゆる人に釣りの楽しさを与えてくれる。

古来より親しまれてきたリールもガイドリングもない最もシンプルな形の釣竿。

里川でタナゴやオイカワを、河口でハゼや手長海老、海は漁港でアジやメバルをのんびり釣る。

隙間時間でさえ、そんなのどかな釣りを手軽に味わうことが出来るのだから。

【川遊び】動画 https://youtu.be/WcaGHqKBujw

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「キリンの血圧は高い?」

<高血圧な動物>

地球で最も高血圧なのは、ズバリ「キリン」という驚愕の事実があるという。

上がおよそ250、下が200と異常なほど高い。

その訳は、ヒトと異なる環境に適応してきた動物たちの体には、ヒトとは異なる進化の形が刻まれており、エレガントで美しい仕組みもあれば、そんなことで大丈夫なのかと心配してしまうような大ざっぱな構造もある。

優劣があるわけではなく、どちらの進化にもそれぞれの味わいがあるそうだ。

<キリンと高血圧の深い関わり>

キリンは現在地球に生息するなかで最も高血圧な生き物として知られている。

その研究会のロゴマークに採用されてもいいのではないかと思うくらい、キリンと高血圧には深い関わりがあるのだそうだ。

キリンが高血圧な理由は、その長い首にあり、2メートルにもおよぶ長い首を天高く持ち上げているせいか、キリンの心臓は、遥か彼方、上空にある脳まで重力に逆らって血液を上昇させなくてはならない。

ほかのどの動物よりも高い血圧は、あのすさまじく長い首とともに進化してきたのだそうだ。

これまでの研究によると、キリンの血圧は上がおよそ250mmHg、下が200mmHgほどといわれている。

成人したヒトの正常な血圧が上120Hg未満、下80mmHg未満であることを考えると、キリンは異常なほどの高血圧となる。

でもしかし、キリンにとってはこの高い血圧が正常値であり、もしヒトの正常値と同じくらいの血圧になってしまったら、たちまち脳に血液が足りなくなり、立ちくらみを起こして倒れてしまうだろう。

<まとめ>

キリンは地球上で最も高血圧な動物である。

心臓から脳までは遠く離れているのだから、血圧が高いに違いない。

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「シジュウカラの特性」

<言葉を操れる鳥>

近年、動物言語に関する研究が以前に増して注目を集めているという。

その火付け役ともいえる存在が、シジュウカラという野鳥を主に研究している、動物行動学者の鈴木俊貴さんは、子どもの頃から生き物の観察が好きだった。

鈴木さんは、約15年にわたり軽井沢の森林でシジュウカラの鳴き声を調査。

世界も驚く発見を数多く発表してきたという。

<群を抜いている複雑さ>

たくさんの鳥を観察してきた中で、シジュウカラの鳴き声は群を抜いて複雑だそうで、タカやヘビといった天敵の種類を識別し、異なる鳴き声でその存在を知らせるらしい。

ヒヒヒ→タカだ!だと、空を見上げてタカを警戒。

ジャージャー →ヘビだ!と聞くと地面を見下ろしどこにヘビが潜んでいるのか念入りに探す。

シジュウカラは、鳴き声を単語として使い分け、仲間と会話しており、更に驚くのが、シジュウカラは文章を作れるという発見だったという。

<複雑な会話が可能>

シジュウカラは、仲間と協力してモズやフクロウを追い払うことがあるらしく、ピーツピ・ヂヂヂヂというという鳴き声で、大号令を出すのだそうだ。

ピーツピは、警戒しろ!ヂヂヂヂは、集まれ!という意味があり、つまりシジュウカラは2語文を使って会話していたのだと鈴木さんは気付いたという。

そして、シジュウカラは語順を認識して音列を解読していることや、初めて聞いた文章まで文法のルールを使って正しく理解できる事などが解ってきており、シジュウカラの鳴き声には人間の言葉との共通点がたくさんあるという。

鈴木さんは、シジュウカラの他にも、複雑な会話をしている動物がいても不思議ではないとし、これまでに動物の鳴き声と人間の言語との共通点を証明できたケースは殆どなく、長い間、動物たちの鳴き声は感情の表れでしかなく、意図を伝えることができるのは人間だけだと信じられて来たが、先入観にとらわれず、地道に研究を続けていくことで、シジュウカラのように、単語や文法を用いてコミュニケーションをとる動物が見つかる可能性は十分にあるとしている。

<まとめ>

この方は、今年の8月にスウェーデンで開催された国際学会で基調講演を行ったところ、大きな反響を得ることができ、シジュウカラ語の研究に世界の注目が集まっていると実感したそうだ。

動物達の言葉を正しく理解するために、動物言語学という新しい学問を作ることが現在の目標だという。

素晴らしい。

シジュウカラの動画】

https://youtube.com/shorts/4fuk0aIHrfk?feature=share

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「コウモリとカマキリ」




<確か去年の今頃だった>
昨年の支援中の事だ…
いつも通り、朝迎えに行き順調にスタート。
3人(2人介助の為)で程よいペースで歩く。
10分くらい経っただろうか、ふと足元を見ると、路上に何か黒い物体が落ちている。
スズメのヒナ?モグラ
よぉく見るとコウモリだった。
小さなコウモリ…
赤ちゃんコウモリなのか小さくても成体なのか、丁度手のひらに収まるくらいの大きさ。
もぞもぞと動いていた。
日中に、しかも路上に出ているなんて珍しい光景。
何かあって落下したのだろうか…
<支援中だった為>
車に轢かれたら大変だと思い、せめて端の方に避けてやりたいと思いながら、支援中、歩行に集中しなければならず見逃して通過。
さあ気を取り直して、どんどん進む…途中休憩を挟みながら緑道のある河川敷を散策して行く。
<今度はカマキリ>
屋根付きの休憩所で弁当を食べた後、遊具のある割と大きな公園に立ち寄る。
ブランコの好きな彼は、ここで40分程乗り続ける。
そしてこの時だった…
ブランコに乗る彼を見守る中、何やら左腕に手首から上腕の辺りまで、こそば痒さを感じる。
ふと左腕を見ると、なんとも可愛いらしい1センチくらいのカマキリの赤ちゃんが1匹でカサカサコソコソと歩いている。
相棒ヘルパーさんに見せてあげようと思い、そぉっと移動したのだが、なんとジャンプをして地面に着地。
そこからは、あまりにも小さ過ぎてどこに行ったか分からなくなった。
<まとめ>
コウモリもそうだが、iPhoneで観察をすべく動画撮影をしたいなぁと仕事中にもかかわらず不謹慎な事を考えてしまう自分だった。
夕方、余暇活動支援は無事終了、ブランコを乗ったりした後は、土いじりをしたり小石集めに没頭し、彼なりに楽しかったのではないかと思う。
なぜならとても良い表情をしていたから…

「泥水が流れる川」

<川底の環境>
川の仕組みは生命を育むのに大切な役割を担う。
春先は、ウグイが川の上流に集まり川底に産卵し、秋には、アユが川を下り下流で川底に産卵をする。
東北や北海道では秋にサケが川に上り、川底に産卵。
ウグイは、卵を産むと何処かへ消えて行く。
アユやサケは、産卵後、一生を終わる、落ち鮎なんかは美味しいので私は好きだ。
これらの魚は、卵を川底に産みっぱなしにして、卵を放置する。
<命を育む仕組み>
親がいなくても卵はちゃんと育つ。
何が卵を育てるということはなく、魚は我が子を川に託しているので様なもの。
水は高い方から低い方へ地表を流れ、地中に染み込んだりしながら、川となって流れる。
水流は、川底の石と石の間の隙間を通り抜ける。
地表から地中に浸透した水は地下の地層を通り抜け、川底の石の間からも湧き出して行く。
そして卵は、川底の石の間の水が通り抜ける場所に産み落とされる。
すると卵は、常にきれいな水にさらされ、常に水が入れ替わる川底の石の間で、酸素をもらいすくすくと育つという仕組みだ。
親魚は、この環境なら卵が育つことを知っている。
つまり、産みっぱなしではなく、我が子の命を川に託しているのだ。
親がいなくても卵が育つ、この仕組みこそが、川に備わった生命を育む川の仕組みと言える。
<濁ると厄介>
ただ、直ぐに濁る川では卵は育たない。
川は、増水すれば必ず泥水が流れ、ちょっとした雨でも泥川になる。
また、雪解けや、ちょっとした雨でも増水する。
数日経てば水は澄み綺麗になり、清流の川は透明感を取り戻す。
しかし、泥水が流れた後の川をよく見ると水がきれいになっても、川底の石の間に大量の微細な砂やシルトが堆積するのだ。
石の間が泥で埋まってしまえば、水は石の間を通り抜けず、そこに卵があれば窒息してしまうのだ。
以前はサケの稚魚がたくさんいたのに1尾もいないという事例があり、こうして魚が絶滅していく。
川底の石は泥を被り、泥に埋まっている。
サケの稚魚が1尾もいない水辺はまさに沈黙の川だ。
川岸には厚く泥が堆積している。
この様な川はまさに異常な状態にあると言える。
<繁殖を阻害するもの>
水は透明できれいに見えるが、川底を長靴でズブズブと歩いてみると煙のように泥が舞い上がる事がある。
これは、大量の泥が川底に堆積していることが原因。
もちろん魚類や水生生物は生活も繁殖も出来なくなる。こうして川は不毛の川になっていく。
川底には大量の砂や微細砂、さらに小さなシルトが沈殿している。
微細な砂、さらに小さなシルトは、石の隙間に入り込み、川底を埋め尽くして、そこに卵があれば、卵の周りの水が入れ替わらなくなり、卵は窒息してしまう。
いくら綺麗な水が流れていても、水が流れる仕組みが壊れると、卵は育つことが出来ないのだ。
<まとめ>
川に泥水が流れることは、魚にはとても深刻なこと。
雨が降れば川が濁るのは当たり前、泥水の泥は自然のものだから問題ないと思わずに本当にそれで良いのか疑問を持つことが大事だ。
近年、魚の数が減少する傾向にあり、それでもまだ少なからず魚がいるということは、裏を返せば、川は雨が降っても濁らなかったということ。
昨今の泥水が流れる川は異常な状態なのだと悟り、日本中で、生命を育む川の仕組みが失われていると認識することが大切だ。
川は危機的な状況にあるのだから。
【本日動画】https://youtu.be/7awP5NDQYiw

「スズメバチの巣」

<ある庭師が遭遇した場面>
庭師が遭遇した衝撃の場面、それは放置した麦わら帽子に何とスズメバチの巣が…

麦わら帽子にできたスズメバチの巣

夏から秋にかけ、活動が活発化するスズメバチ。一般に、スズメバチは木の枝や空家の軒下など、空気の流れが少ない場所に巣を作るが、時に思いもよらない場所に営巣することも。
庭師さんが仕事先で、麦わら帽子の中にスズメバチが営巣している様子を発見したそうだ。
<近年のスズメバチの様子>
近年、スズメバチは森林や山ばかりでなく、時には人家に近いところでも遭遇する事があり、不用意に近づいて襲われるケースもしばしば。
特に巣が近くにある場合、防衛本能からより攻撃的になる。
この方は今年、仕事先でスズメバチに遭遇するのは4回目だそうで、例年アシナガバチにはよく遭遇するが今年はスズメバチも多い気がしているという。
<庭師の判断は>
庭木の手入れを頼まれた庭師の方は、前日にお家の方がハチに刺され、病院で手当を受けて無事だったという話を聞いて、警戒しながら現場に入ったという。
ハチに刺された方が、帽子の中からハチが出てきたので、その中にいると思うと言われたので、遠くからスズメバチでも効くタイプの殺虫剤を麦わら帽子の中に散布、逃げ出すハチがいなくなるまで更に散布したのち、少し時間を置いてハチが周辺にないことを確認して帽子をひっくり返したところ、頭が収まる部分に立派な巣があり衝撃的だったそうだ。
帽子の中にスズメバチが営巣しているのを見たのは初めてだったそうで、珍しいケースだったといえる。
普段は剪定作業中に遭遇することが多いそうで、特に枝葉が込み入った木の場合、スズメバチがいるものと思って警戒しながら作業するという。



<まとめ>
彼らは仕事なので、しっかりと準備、道具を揃えた上で巣を取り除き処分していくが、一般の方がご自身で駆除するのは難しい。
つまり、業者に頼んだ方が良い、スズメバチは体が大きく、毒も比較にならないほど強力。
素人が安易に駆除しようとするのは大変危険。
ハチが集中的に飛んでいたり羽音がする場合は、近くで営巣している可能性があるので被害が出る前に役所へ相談し、専門業者を紹介してもらうべし。
【本日の動画】https://youtu.be/sh6WkRDn8m8

クワガタ採取に行ったら…

「ヨチヨチ歩く幼鳥」

チョウゲンボウが歩く>
チョウゲンボウが歩いているのを初めて見た。
ズボン履いてるみたい。
地面をヨチヨチ歩く幼鳥が応援したくなるかわいさ。
丁度ひと月前にある記事で知ったのが地面を歩くチョウゲンボウの幼鳥。
画像を見て思わず、かわいい……
地面を歩いているチョウゲンボウの幼鳥の写真が投稿されたのはTwitterで、記事執筆時点で1万1000件リツイートを超え、6万5000件を超える“いいね”と「かわいい!」という声を集めていた。

<ホントに可愛い>
この写真を撮影した人は、カワセミを撮影しての帰り道、地面をヨチヨチと歩くチョウゲンボウの幼鳥に遭遇したそうだ。
撮影した写真には、一生懸命歩いている姿があり、ぶかぶかのズボンを履いているかのような足やつぶらな瞳の顔つきなど、とてもキュートだった。
この写真を見て、チョウゲンボウが歩いているのを初めて見た私は、精悍なお顔してるのにこんな歩き方するのかと意外な姿にやられてしまった。
<しっかり生き抜いてほしい>
撮影者の方は、チョウゲンボウの幼鳥が、しっかり飛べずに地面に降りてきた感じだったと印象を語っており、長距離は飛べない様で、短い飛行を繰り返しながら、巣のあるであろう場所から離れて行ったという。
巣に近づきたくなかったので巣は未確認らしい。
頑張って生き抜いて欲しいとツイートしていた。
<まとめ>
この幼鳥がこれから練習を重ね、大空をしっかりと羽ばたく姿を見てみたい。
私は、猫の肉球が好きだが、こういった野鳥の雛が指を大きく広げ一歩一歩、歩く姿、そして出してる足も可愛いと思う。
以前、燕の巣立ちの様子を見たことがあったが、最後に飛び立った雛どうやらうまく飛べず、
地面でもがいていたので助けようとしたら
威嚇され、幼いながらに命がけで自立しようと頑張る野鳥の気概を感じた。
そして、無事巣立って行った。
小さいのに頑張って生きている命の尊さを考えさせられた。
【動画】https://youtube.com/shorts/wB2BiZVS98A?feature=share