<何故か駅前のケヤキに集まる>
東京都昭島市でほ、住民を悩ますほどの空を覆い尽くすほどのムクドリの大群が現れる様だ。
何故か人通りが多い駅前のケヤキの巨木を寝床にしているという。
なぜ、この木に集まるのだろうか。
マンションの屋上に目をやると、鉄塔が占拠され、その数の多さと鳴き声の大きさに、駅から出てきた人も思わず足を止め、空を見上げてしまう。
ムクドリが姿を現してからおよそ20分後、ロータリー中央にある大きなケヤキがあっという間に埋め尽くされ、そしてこの木を寝ぐらにしてしまい、この状況が毎日続いているという。
<鳴き声や糞害>
街の人は、鳴き声がいや、すごく嫌だと証言。
ギャアギャアギャアギャアといつまでも鳴いてる。
夏場は、11時過ぎてもも鳴いているそうだ。
伐採など対策とるも苦慮し、やがては糞害にも及び、
鳴き声とともに問題となっている。
バタバタバタバタと機関銃のようなフンをし、タクシー運転手は、午後4時ぐらいになると、いなくなる。
勿論、車がられら為で、車が汚れると、それを掃除するのに、とても時間が掛かる。
<何故繁華街に来るのか>
昭島市によると、ムクドリが群れでやってくるようになったのは、10年ほど前で、毎年夏の終わりから冬にかけてだという。
対策として、寝ぐらにしている木を伐採するなどしたが、全ての木を切るわけにもいかず、苦慮している。
何故繁華街などに来るのか。
それは、人いるほうが攻撃されにくいからだ。
この様なムクドリ問題は全国各地で起きており、駅前や繁華街に多く見られるのが特徴の様だ。
専門家の話では、繁華街は夜も明るくて、人や車が絶えないから、寝ぐらをとっている時も、最も怖い猛禽類がやってこない。
逆に人が居る場所の方が安全だと、ムクドリが学習した為だという。
<撃退法はあるのか>
厄介なのが、一度、寝ぐらにされると、追い払うことは困難な事。
撃退の成功例としては、鳴き声と剥製。
ムクドリが嫌がる音をテープで流したら居なくなる。ただ、その音が人間に対しても嫌な音だと、まだムクドリの鳴き声のほうがマシという意見もある様だ。る結局、本当に大変でムクドリを追い払う事が出来たらノーベル賞ものだとか。
別の成功例では、寝ぐらの上空を旋回中のムクドリにタイミングを見計らって天敵である猛禽類の鳴き声を聞かせ、声に驚いたムクドリが下を見ると、そこにはタカやフクロウの剥製が置かれているというもの。
ただこれも剥製を置きっぱなしにしたらダメ、そしてテープの声を鳴らしっぱなしだとダメで、すぐに偽物だとばれるそうだ。
結局、近隣の地域が協力し合って、粘り強く郊外まで追い払うことが大事だという。
<まとめ>
なんとかムクドリに郊外に寝ぐらをとるように、習性を変えさせられないものか。
かつて、人とムクドリとが住み分けていた様な共存環境を作り出す事が、シンプルに問題解決に繋がる。