<コサギ発見>
天気は悪くどんより曇った空ながら雨の合間に川辺を散策していたら1羽のコサギを見つける。
<形態>
全長約60cm チュウサギより更に小さい為この名前で呼ばれる。
全身白色なので白鷺と呼ばれる鳥の一種。
脚と首と嘴は長いもののダイサギほどではない。
足の指が黄色い事や夏羽では頭に2本の長い冠羽が生え背の飾り羽は先が巻き上がることでダイサギやチュウサギと区別する。
<分布>
アフリカ、アジアの熱帯・温帯に広く分布するが、温帯のものは冬になると暖かい地方へ移動。繁殖はサギ科の仲間同士で寄り集まって、集団繁殖地の「サギ山」を作る習性がある。
<生態>
水田や川辺、海岸などで首を縮めて立っている姿がよく見られる。
魚類、カエル、ザリガニなどを捕食する。
獲物を捕らえる時は足でつつくようなしぐさをして、物かげから獲物を追い出してから捕らえる事もある。
<特別な魚の捕り方?>
白いサギ類はどれも黒い脚だけどコサギとカラシラサギは指の部分だけスリッパを履いたような黄色。カラシラサギは世界的希少種で普通にはいない。
この2種の共通点は、水辺で足指を震わせながら水底の小魚などを追い出して食べる習性がある。
指の色がめだつのは、この採食方法と関係があり、
サギ類は水辺に近い緑地に集団で巣を作るので、近所からうるさい、臭いと嫌われてしまう事がある。
<まとめ>
コサギは白いサギ類では最も数が多いが、これらでも繁殖地が減ってしまい、地域によっては絶滅危惧種に指定されている。
【コサギの捕食】動画 https://youtu.be/I22IiqNfShQ