<天気は良好>
本日は、晴天。
ポカポカと暖かく、お出掛け日和で何よりだ。
5月といえど紫外線はかなりキツイ、夏の直射日光ほど暑くはないが意外にも紫外線率は高い。
ただ、こんな日は自然散策に行かないと勿体無いので早速出動。
<川の色はなぜ緑色に見えるのか>
日本では川の色の代表的な色は緑色。
一般的には、水は無色透明ですが、河川では、水の深さによって、人の見える光(可視光線)の入る量及び散乱量が違う。
実際には、青い川、茶色い川、赤い川、黒い川、白い川、灰色の川などもある。
川の色が決まる要素の多くは以下の通り。
<表面で反射した光>
山や木が映って緑に見える、他には赤い橋が反射して赤く見える。
<川の中で散乱して戻る光>
川のなかに含まれるイオン、銅イオン(コバルトブルー)など、鉄イオン(赤、黒)岩石・砂・泥の色(茶色、白、赤、黄色)など。
<川底の色>
その他の含まれる物質の色(泥炭など)きれいな海や川の色は川の中で散乱して戻ってくる光が特に影響する。
光は、赤 橙 黄 緑 青となるにしたがって光の波長(波の長さ)が短くなる。
短い波長の光ほど水中に含まれる物質の影響によって散乱され、その色が見える。
つまり、表面での光線反射量が多くなると白く光って見えますが、反射量が少ないと水中の景観が観察される。
水深がある程度深くなると人の見える光(可視光線)が水中に進入して赤色系は水に吸収され青色系が散乱して緑から青く見えて来る。
不純物がほとんど含まれない外洋の海の水は、散乱が少なく青い色だけが見える。
川の色や沿岸の海の色は、外洋に比べると水中に含まれる物質が多いので、緑も多く散乱され、緑色に見える。
また植物プランクトンが多い水も青く見え、山が多いところでは、表面で山が反射して緑に見える。
【動画】川の色 https://youtu.be/pP9u8hW73qM