<生態>
アメリカザリガニは、ウチダザリガニと並ぶ、日本の侵略的外来種ワースト100に位置づけられているザリガニの一種。
アメリカザリガニは、水中に生えている水草を刈る性質があり、生息環境で隠れ場所を独占する。 攻撃を受けるなどして在来種のザリガニが減り、アメリカザリガニが餌となる在来の水生昆虫や魚、魚卵などを捕食することで、国内の自然環境における種の多様性を減少させる。
水があり、かつザリガニの餌となるものがある場所では大抵その姿を見ることができるので、外来種でも身近な場所にいる生き物とも言える。
元々は食用のウシガエルの餌として持ち込まれた生き物ではありますが、原産地であるアメリカ合衆国やフランスなどでは、アメリカザリガニ自体を食用とする文化もある。
日本では用水路や泥地に生息しているため食用とされることは少なく、主にペットや釣りの獲物として位置づけられる。
<ザリガニの共食い>
ザリガニは肉食傾向の強い雑食性で、同じザリガニといえどもエサになりえる、群れは持たない。
ザリガニは、元々は単独のテリトリーを持ち、本来1匹で活動する生き物。
テリトリーに他ザリガニが入ってきた場合は追い出そうとし、可能であれば食べる。
<脱皮不全>
「脱皮不全」とは名前のとおり”脱皮が失敗”することを言うが…
最も多いのがうまく体が抜けずにそのまま力尽きてしまったパターン。
また死ぬまでいかないまでも、形がおかしくなってしまったり、内蔵をうまく収納でき無い事もある。
とはいえ大人になったザリガニは硬い甲羅をしており、ケンカに負けた程度ではそうそう簡単に食べられない。
ケンカにより手足や触覚はとれてしまいがちだが負けそうになると食べられる前に”普通は”逃げる。
小さなザリガニは柔らかいのでリスクがある。
ザリガニは定期的に脱皮を行う習性があり、大人になったザリガニでも脱皮直後は殻が柔らかく無防備。
<まとめ>
繁殖においてもオスメスで子育てという事はなく、交尾を終えると離れてメス単独で子育てをする。
オスとメスだから共食いしない事でも無い。
【アメザリ動画】https://youtu.be/eQbMVJiC4kI