＜自然公園で見たヌートリア＞
ヌートリアは体長40～60cm、茶色い毛で覆われていて水辺に生息する哺乳類で元々、日本には生息していない特定外来種。
川や池で釣りをしていると見かけ、見た目が可愛いですが実は要注意の動物。
西日本を中心に全国的に数が増えて日本の自然環境に影響を与えていると指摘されている。
食欲旺盛、水辺に生息する植物や昆虫の生態系を脅しているのだ。
＜特定外来種＞
2005年に特定外来生物として指定され駆除計画が立てられるも実行に移せていない。
ヌートリアの繁殖力は強く、年間3～4回繁殖し、1度に5～6頭の子供を生む。
日本には天敵がいない為、増え続けている。
ヌートリアを発見しても日本の在来種を守る為、獣害を防ぐ為、餌やりは絶対にしてはいけない。
基本的にはおとなしい動物。
何もしなければ人間に向かって来る事は無いが
ヌートリアの歯は非常に強力。
ビーバーの様な鋭い歯を持ち人間の指くらいな噛み切ってしまう。
しかし害獣だからだと攻撃してはいけない。
もし、ヌートリアに出会ったとしても、軽率な行動は慎むべし。
＜まとめ＞
人間の都合で日本に持ち込まれた動物なだけに、現在のヌートリアの立ち位置を見ると少しかわいそうな気もする。
とはいえ、大切な自然の生態系を残していくためにヌートリアに対して正しい距離を保つ事が重要。
【動画】ヌートリア https://youtu.be/BsibUkWX6IQ
