<ナマズ>
ナマズは基本的に夜行性で、昼間は流れの緩やかな平野部の河川、池沼・湖などの水底で、岩陰や水草の物陰に潜んでいる。
感覚器として発達した口ヒゲを利用して餌を探し、ドジョウやタナゴなどの小魚、ウナギ、エビなどの甲殻類、昆虫、カエル、亀、蛭などの小動物を捕食する。日本の淡水域の生態系では、食物連鎖の上位に位置するらしい。
一般的な活動水温は10〜30℃の範囲で、冬期は泥の中や岩の間に隠れ、ほぼ動かない。
日本での繁殖期は5〜6月が中心で、この時期になると群れをなして水田や湖岸など浅い水域に集まり、雄が雌の体に巻きつくという独特の繁殖行動の後、水草や水底に産卵する。
卵の大きさは約3mmで黄緑色をしており、およそ2〜3日で孵化する。
仔魚は孵化の翌日にはミジンコなどの餌をとるようになり、個体密度が高い場合は仲間の仔魚にも攻撃を加えるなど共食いが起こる。
雄は2年、雌は3年程度で性成熟に達するらしい。
<魚突き>
昼間から、ナマズをヤスで突くといった少し変わった方法でゲットした。
先ず最初にコイを水辺に潜んでいるのを見つけ、早速自前の長ヤスで狙う。
気付かれて逃げたら終わりなので、そっとバレない様に岸辺をギリギリまで近寄り、静かに真上からヤスで突く。
この柄の長さのお陰でターゲットまでヤス先が到達。
上手く突く事が出来た。
そのコイを引き上げ直後、中洲の方からナマズの魚影を発見。
どうやらコイの血に誘われて底から這い出て来たのかも知れない。
<シュールな体験>
そのナマズが、こっちに向かって来る。
岸辺に向かってやって来る。
昼間からこんな千載一遇のチャンスは無い。
さっきのコイと同様に、すかさずそっとヤスを入れ、タイミングを見てひと突き入れる。
ミスは許されないので上手くいった。
ナマズをヤスでゲットするなんて、とてもシュールな体験だった。
この日は、コイとナマズをゲットで終了、十分満足のいく結果だった。
<初めてナマズを食べる>
持ち帰り、早速コイから下処理を始め、ナマズを観察しながら処理して行く。
ナマズは食べた事がないから楽しみだ。
唐揚げにチャレンジしてみた。
材料2人前を想定し、以下の準備からスタート。
道具→包丁、まな板、ジップロック、鍋。
事前に処理したナマズ300g
生姜(みじん切り)30g
卵2個
小麦粉200g
みりん200ml
食塩適量
油(揚げる用)適量
<作り方>
1.泥を抜いたナマズを三枚におろして、皮を剥く。
ナマズを食塩で揉み、10分間冷蔵庫に入れ、ぬめりを取り洗い流す。
2.ナマズを一口大サイズ、生姜をみじん切りにしみりんと一緒にジップロックに入れ冷蔵庫に15分入れる。
3.冷蔵庫から出したナマズを卵液、小麦粉の順に衣をつけ、180℃に熱した油で、きつね色になるまで揚げる。
4.完成、お好みの味付けをして食べる。
おすすめはマヨネーズと塩。
<まとめ>
食べた感想は、とても美味だった。
コツ、ポイントは、皆が出来る様に出来るだけ手間を省けるように作る。
滑りを熱湯に浸けるか、酢を使ってよく洗い流すと臭みなく食べられる。
とてもシンプルな味わいな為、お好みで味付けをつけたら更に美味しくなる。
私は、塩とマヨネーズが1番美味しかった。
【ナマズの動画】