自然派まさべえ

隙間時間を大切にしています。自然散策が好きです。

「今が旬の若鮎」

<暑すぎる毎日>

厳しい暑さが続いている、暑すぎていてもたってもいられない。

こんな日は、思わず清流へGO!

川の水に浸りながら、水中観察したり、小川でガサガサしたり、長閑な環境で一日を過ごす。

川の中は鮎が見られた。

<若鮎が旬>

鮎といえば、今の時期、若鮎が旬。
そして、鮎と言えば川魚の代表と言っても良いほど広く知られている魚。

若鮎が新緑の頃に清流の中を泳いでいる姿は非常に美しさがあると言われている。

水中観察すると、まさに夏の使者ともいえる姿が印象的。

若鮎は夏が旬と言われており、特に6月から7月が一番おいしい時期。

川の上流まで登ってくる頃には体長が12センチから15センチほどに成長。

苔をたくさん食べた鮎は香魚と呼ばれ、瓜の香りがする魚として重宝されている。

<美味しい食べ方>
この頃の若鮎は脂ものっているので鮎の独特の風味を最大限楽しむことが出来る。
若鮎の食べ方は、シンプルに塩焼きが一番。

鮎自体の旨みや風味を損なうことなくダイレクトに味わえる。

少しマイナーな食べ方では、せごしもおすすめ。

せごしは大きめの鮎を新鮮な状態のまま内臓の身を取り出し、生のまま食べる食べ方。

それほどメジャーな食べ方ではないものの、鮎の美味しさを感じることができる食べ方に違いない。

<鮎の栄養>

鮎は自然の恵みを受けて育つ。

だから、多くの栄養素が含まれ、ミネラルやカルシウムが多く含まれており、イワシの3倍ほどの数値とも言われている。

他にタンパク質も多く含まれ、これは一日に必要な量の四分の一がとれるほどだという。
聞くところによれば、実は鮎は天然ものよりも養殖物の方が栄養価が高いそうだ。

技術の進歩により適度な脂質、ビタミンA、ビタミンB12などがバランスよく含まれている様で、ビタミンB1も含まれている為、貧血予防改善、血液サラサラ効果、動脈硬化の予防、疲労回復、免疫力向上、感染症の予防などに効果が期待出来るのではないか。
<まとめ>

鮎の名前について、少しうんちくを話したいと思う。

鮎と言う名前が付いたのには様々な説ありで、鮎の語源として有力なものは秋に産卵期を迎える際、川を下ることをアユルと表現することから由来するという説や、神様のお供えする食べ物であることから饗(あえ)に由来するという説がある。

漢字については鮎が一定の縄張りを独占する(占める)ところから付けられた字であるという。

鮎と言う漢字は奈良時代頃より使われていたらしく、当時の意味は何とナマズのことを指していだそうだ。季語としても使われることが多く夏を示している。

春の季語には岩鮎、秋は落ち鮎、冬は氷魚などが使われている。

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【ガサガサと魚突き】https://youtu.be/NAU_ZnEMD8c