<韓国で続出>
市民が怒りの告発をする。
飼い主が、ペットを置き去りにするという行為が頻発しているという。
ある市民が買い物をして家に帰る途中、反対側の静かな道に黒い車が止まった。
車のドアがしばらく開き、すると小さな何かが道に投げ込まれる、何だろうと思って見たら子犬だった。
<目を疑うシーン>
その市民は飼い主が一緒に降りるだろうと思ったら、逆に車のドアが閉まった。
そして、走り始めスピードを上げた、ああ何て無情なのかと思った。
地面に投げ捨てられミント色の服を着た茶色のプードルは慌てる、飼い主について行こうと、ずっと車を追いかけた。
小さな足で巨大な車を、家族だと信じていた人を、いや世の中のすべてに向かって狂ったように走った。
目を疑うシーンに心がとても痛かった、プードルを、遺棄した車を追いかける。
<怒りの声を投稿>
ついてくる車を意識したのか、犬の飼い主の車が再び止まり、飼い主は子犬を車に再び乗せた。
子犬は喜んで尻尾を振り、車のドアが開くと入った、それでも飼い主なのだと。
すると今度は方向を変えると、何と河川沿いにまた捨てる、同じ様に子犬は今度も慌てて車を追いかけて行った。
完全に子犬の遺棄シーンを目撃した。
その市民は、飼い主の車を追いかけ、抗議した。
「おばさん、何してるんですか!」
「子犬を捨てるんですか? こんなことしてはいけません」と。
すると、飼い主は「私はいつもこうしてる」と返す。そして、言い訳を並べ立てた。
これを聞いて市民は警察に通報し、動画も撮り、車のナンバーなども証拠として残しておいた。
ただ、警察は遺棄未遂なのでどんな刑罰も与える事は出来ないと見解する。
ならばと思い、オンラインコミュニティに一部始終を書き込む。
コメントには「犬をまた捨てるだろう」「人間じゃない」と怒りの声が溢れた。
<昨年12月にも同様の事件>
京畿道南楊州(キョンギド・ナムヤンジュ)体育文化センターの駐車場で黄色いダウンを着たプードルの子犬が道端に捨てられる。
この時、目撃した人が写真を撮って知らせた。
すると、怒りが巻き起こった。
動物保護団体が警察に告発し、南楊州南部警察署が監視カメラを調べ、通信捜査も実施した。2日後に飼い主を訪ねたところ、犬が車に乗らず、車に乗るようなしぐさをして遊んだなどと供述している。
結局この時も遺棄の試みだった事を明らかにしても処罰する関連法もない為、捜査は終結せざるを得なかった。
<まとめ>
何という、目を耳を疑う実態なのか、何故こんな冷酷なことを平気でするのか。
遺棄した飼い主の車を、必死に追いかける子犬の気持ちを思うと、心が引き裂かれる思いだ。
安易な気持ちでペットを飼ってはいけない、天寿を全うするまで責任を持つ覚悟の上で飼うべき。
何があっても一生を共にする覚悟のない人間は動物を飼うべきで無い。
【ペット動画】