<受難から見事に逞しく>
街路樹の整備の影響でトビの巣が丸裸になった話を耳にする。
そもそも、ひっそり子育てするはずなのが、その肝心の街路樹の巣に受難が生じたのだ。
しかしくじけなかったトビは、1カ月後に見違える姿に成長していたという、とても素晴らしい話。
枝がせん定され丸見えになった巣でも子育てに励むトビが目撃されていたらしい。
<受難にも負けない>
そこに巣をかけたトビ。
たくさん生い茂っていた葉陰でひっそりと子育てするはずが枝をせん定されてしまう。
そして、5月中旬には周囲から丸見えになってしまっていたそうだ。
そんな受難にも負けず、親鳥は生まれたひなに毎日餌を運び続けたという。
やがて、親と見間違うほどに成長した幼鳥達は次第に1羽が巣立ち、もう1羽も間もなく後を追っていく。
時折羽を広げて、巣立ちの準備は、ひと月経ち雨や日差しを避けられるほどに新葉が広がる。
これで一安心。
<まとめ>
例えば、巣があると分かれば、委託された業者なり行政側に連絡するべきかと思う。
委託業者が躊躇なく切ったのか、行政側が伐採を指示したのかは分からない。
ただ、最終判断をした人の心情を聞いてみたい。
無事に巣立ち出来たので一安心だが…