<由緒ある穴場スポット>
今日は、少し天気は悪く曇っているものの、雨は降らずに持ち堪えていた。
行ってみたい神社があって、そこは山の中にあるから天気はやはり心配だったけど行って来た。
兼ねてから行きたかった朱智神社。
仁徳天皇時代(313~399年)に現在の地より西方の西峰山頂に創建、宣化天皇元(535)年この地に移されたという。
延暦12(793)年に、大宝天王と朱智天王を、同殿に合わせ祀られた。
貞観11(869)年、朱智神社の祭神として祀っていた迦爾米雷命(かにめいかづちのみこと)、牛頭天王(ごずてんのう)が、祇園の八坂郷感神院(八坂神社の前身)に遷されたことから、八坂神社の元となる神社とされる。
<言い伝えは>
貞観時代から続いた行事に、祇園祭のとき、朱智神社の氏子が奉じた榊を天王区の若者が八坂神社まで届ける「榊遷」という行事があり、現在では行われていないが、その榊を受けて山鉾巡行を始めたと言い伝えられている。
<本殿>
慶長17(1612)年に建てられた本殿は、京都府の登録文化財になっており、建物は一間社流造、屋根は桧皮葺で、向拝の木鼻や、蟇股には、桃山様式の華麗な彫刻が多く見られる。
平成16年11月から1年6カ月を費やして屋根の葺き替えと彩色復元の修復事業が完成したのだそうだ。
<まとめ>
静かで誰も居ないのどかな神社という印象。
小高い山の中にある森に囲まれた神社。
樹齢数百年の古木もあってパワーを貰った。
八坂神社の前身の由緒ある神社、素晴らしい。
【動画】朱智神社 https://youtu.be/gd_Hn2olUS0