自然派まさべえ

隙間時間を大切にしています。自然散策が好きです。

「鬼門封じの神社」

<3蜜を避けよう>

ようやく緊急事態宣言は解除されたが,コロナ関連の最新の公式情報を確認し,密閉,密集,密接を避ける行動をとるべし。

実は、兼ねてから参拝したかった2つの神社を巡る事が出来たので満足している。

先ずは、大阪パワースポットとして鎮座する片埜神社(一之宮神社)へ…

【動画】片埜神社 https://youtu.be/-VWwbEDmtjc

<御祭神>

建速須佐之男命,菅原道真公,事代主大神など。

厄災の象徴「ヤマタノオロチ」を退治したのが建速須佐之男命(スサノオノミコト)。天照大神様の弟。

菅原道真(スガワラノミチザネ)は学問の神様。

<御利益>

開運,厄除,方除,病難除,受験合格,学業向上,受験合格,縁結び。

開門閉門はない為いつでもお参り出来る。

文化財 >

☆御本殿,棟札(桃山時代:国指定重要文化財

☆正門(桃山時代:府指定文化財) 

☆東門(室町時代:府指定文化財

☆石灯篭1基(鎌倉時代:府指定文化財

この神社は鬼の力で鬼門を封じるパワースポットで大阪城からみた「鬼門の方角」に鎮座している。

より強い鬼をもって外の鬼を制するという考え方。境内には巨大な鬼の面が配置されている。

これが、結界としての役割を果たしている。

豊臣秀吉により大阪城築城後に「鬼門封じの社」として建て直され、その後、豊臣家に繁栄をもたらし秀吉の没後もその意志は受け継がれ息子の秀頼の代で片埜神社は以前の輝きを取り戻す。

片埜神社は規模としては小さいが朝廷から正式に認められた由緒ある神社。

続いての神社は大阪パワースポットでも心願成就の穴場パワースポット、二ノ宮神社。

342年に仁徳天皇が建てられ,聖徳太子の父の用明天皇も非常に信仰された、こちらも由緒ある神社。

大阪城鎮守の第2の鬼門封じと崇拝され豊臣秀頼により修復された。

<御神祭>

主神祭→須佐之男命(スサノオノミコト)。片埜神社と同じ。

2番手→稲田姫命(クシナダヒメ)。ヤマトノオロチの生贄になる所を須佐之男命により助けられ妻となる。

3番手→大己貴命

<御利益>

おかげ様参りという願掛けがあり「持病が回復した」「恋愛が成就した」などの報告が全国から寄せられている。

実際に願い事が叶った後に返納されたお守りがたくさん積まれている。

願いが叶うと聞きつけたスポーツ選手やタレントもお忍びで参拝に来るという噂がある。

<変遷>

戦国時代には二宮牛頭(ニノミヤゴズ)天王社と呼ばれ織田信長も深く尊崇し社殿に修繕を加え采地を寄せたていたが豊臣秀吉の時代に没収。豊臣秀頼の修復後二ノ宮神社と称した。

傾きかけた家運を挽回したい秀頼は畿内諸国で社寺の修復,造営を実施し, 進言した徳川家康の豊臣家の材力を減らしたい野望通りになる。

豊臣秀頼は一ノ宮,二ノ宮,三ノ宮を大阪城鬼門鎮護神社として修復した。

<まとめ>

織田信長が社殿修繕をしたり豊臣秀吉の子である豊臣秀頼大坂城鬼門鎮護の神社として崇敬し本殿などを修復したりと二ノ宮神社は歴史があり古くから人々に慕われてきた神社。

以前に三之宮神社へ参拝したが、歴史ある3つの鬼門封じ巡りが出来て嬉しい。