<悪天候の中>
今日、大阪府交野市にある機物神社に行ったら、着いたのは、夕方の6時過ぎ、道中、天気も悪く、ずっと雨が降っていたのだが、着くと何故か雨が止んだ。
パワースポットのおかげなのか。
<機物神社(はたもの)神社とは>
起源は5~6世紀の頃にこの地域で栄えた織物の技術を持った渡来系の人々の祖先を祀る神社で、平安時代に交野ヶ原に貴族が訪れ、七夕伝説の里として風流を楽しむ様になり織姫を祭神とした。
<拝殿、御祭神>
「天棚機比売大神(あまのたなばたひめおおかみ)」
「栲機千々比売命大神(たくはたちちひめおおかみ)」
「地代主大神(とこしろぬしおおかみ)」
「八重事代主大神(やえことしろぬしおおかみ)」
何だか読みにくい…
忍穂耳命(あめのほしほみみのみこと)と結婚し瓊瓊
杵尊(ににぎのみこと)を生んだとされる神様。
美しい織物の女神。
御利益は、農耕、産業信仰、手芸、学業向上。
<七夕伝説のある所>
祭ってある神様は神衣を織る「天棚機比売大神」(あめのたなばたひめのかみ)で、七夕の織姫と同一視される、いわば女神さまという事になる。
毎年7月6日と7日の2日間の間は、機物神社で開かれる七夕祭り。
この機物神社は、交野山山頂にある巨大な岩を御神体に祭るらしく、スピリチュアルなパワースポットだ。
昔この地は、カイコで布を織る技術をもつ渡来人秦氏がおり、機物神社の前身は、布を織るはたさんの一族が信仰する秦者(はたもの)の社と呼ばれていた。
やがて平安時代になると、この地は狩や詩歌を楽しむ貴族らの遊び場になる。
お祭りする神様も「はた」との語呂合わせから「天棚機比大神」(織姫)へ転じる。
これこそが、七夕とのかかわりが生まれたと言え
名前の由来の解釈として一般的になった。
そして、もうひとつの機物神社の名前の由来について別の理由が浮上する。
それは、機織神社の位置する地点は、冬至になると、交野山に重なる日の出とともに幻想的な白い光の帯が見られる特殊な場所にある。
これは、この地が道教などからみた神聖な場所であり、また、交野山は占星術に欠かせない天文測量の重要なポイントだったという事になる。
<まとめ>
なる程、織姫をお祭りする流義に繋がるわけか。
交野市には「天の川」という川が流れていて、機物
神社との位置関係に合致しロマンチックな話を演出
している。
帰る頃には、又雨がポツポツ。
何故か、拝殿を拝見中は雨が止んでくれてホントに
助かった。
【動画】機物神社 https://youtu.be/lWzYWwG1LF8