<ゲーム&ウオッチ>
発売日は1980年4月28日、機種は携帯機として登場、販売元は任天堂。
80年代に一大ブームを巻き起こした任天堂の時計機能がある手の平サイズのLSIゲーム携帯機。
第1作目のお手玉遊びを模した『ボール』が1980年4月28日に発売された。
そして、表示される数字どおりにボタンを押していく『フラッグマン』やモグラ叩きゲーム『バーミン』2人対戦も可能な『ジャッジ』燃えているビルから落ちてくる人たちを救急車に運ぶ『ファイア』などが発売された。
現在、これら初期5作品は本体の色にちなんで「シルバー」と呼ばれている。
<当時の人気について>
当時「ゲーム&ウオッチ」の人気は飛び抜けており、難易度やルールの異なる2種類のゲームを内蔵、誰でも上達できる絶妙の難易度。
次第にスピードアップしていくが、スコアが一定に達するとスローに戻り一息つけるシステムがあり優秀だった。
ゲーム以外の要素も大きく、当時の小学生にとって憧れだったデジタル時計機能。
ポケットにも入るコンパクトなサイズは魅力的で子供(特に男の子)のハートを鷲掴みにした。
<その後の流れ>
その後、背景を一部カラー化した「ゴールド」画面を拡大した「ワイドスクリーン」などのタイプが登場、特に1982年に発売された『ドンキーコング』は2画面の「マルチスクリーン」を採用し、のちのニンテンドーDSの原型となりインパクト絶大だった。
<まとめ>
十字ボタンが初めて採用された機体としても知られ任天堂の先進性を象徴する名機として今に語り継がれている事が素晴らしい。