<大量のアリが群がる>
先日、自宅前にてヤモリの死骸に大量のアリが群がっているのを発見した。
ヤモリは基本的には、害はなくゴキブリなどを捕食してくれる益獣。
弱っている所をアリに襲撃されたのか…
食べられてしまい、見るも無残で可愛そうだった。
捕食したていたのは、ルリアリ。
体長,約2~3ミリメートル
特徴,体は黒色で、光沢を帯びている。
吸蜜性で、糖分を好み、樹液や果実、菓子などをエサとするアリ。
【動画】ルリアリ https://youtu.be/P2KB84eFB08
自然の多い場所で見られることが多いようだ。
エサを持って運ぶ習性は弱いらしく、雑食性のものより、人家にいることが少ないと言われている。
アリは私達の生活圏で存在する虫の中でも身近。
害虫というイメージはあまり無い。
アリは集団でいることが多いので、住宅周りや、室内でアリがいると、時として心理的に不快になる。
近年問題になっているのは外来種の存在らしい。
<アリの社会性>
アリは、コロニーという巣で、女王のアリを中心にして、集団で生活する。
社会性昆虫と呼ばれる虫で、それぞれが役割を持って動く。
ハチやシロアリもそうだ。
1つの巣に対し女王アリは1匹で、ハチと同じ。
外来種のイエヒメアリやヒアリなど種類によっては女王アリが数多く存在する。繁殖は春から夏。
アリは小さくても、実は虫の中ではかなり強い捕食者として存在する。
<アリの食性と種類>
雑食性で、あらゆるものをエサとする。
蜜や砂糖。他の虫の死骸を食べる。
他に、肉、魚、乳製品などを食べるものもある。
人家で見られるアリは雑食性が多いとされている。
<アリの発生原因>
アリの発生原因は全てエサと考えられ、アリが獲物を察知すると特有のフェロモンを出して、仲間を呼ぶと、おのずと増えて行く。
もし自宅敷地内などでアリが湧いてきたら、この習性を知って対策するべし。
例えば、巣が作られ易い場所はどこか…
具体的な営巣場所を知ることで対策が行い易い。
<アリはエサを求めて侵入してくる>
アリの目的はエサの確保。
人家で見られる雑食性のアリは、多くのものをエサとするから人間のこぼした食べカスから、歯磨き粉、歯ブラシのカスにも集まる。
アリの行列は、先にも述べた仲間の出すフェロモンを辿っている。
アリの対策はアリの社会を壊さない様に自然の摂理に従いたいのが本音だが、アリの発生や巣をつくらせない予防と、やむを得ない場合は、はもちろん駆除する。
<まとめ>
当たり前たまが、絨毯や畳、フローリングなどに食べカスなど落とさず清潔にし、食品の封を開けっぱなしにせず封をする、生ごみはすぐに処理する。
他には…挙げていたらキリが無いので終わる。
集団で活動するアリの駆除は、殺虫剤を用いての方法が最も効率が良い。
特にアルゼンチンアリは繁殖力や巣の規模が大きいから一度営巣されてしまうと大変らしい。
この外来種のアルゼンチンアリともう一種のヒアリの2つは覚えておいた方が良い。